ディアッカ=エルスマン (Dearka=Elthman) コーディネイター第二世代
C.E.54年3/29誕生。母は医学の名門エルスマン家令嬢のディアナ=エルスマン。生物学上の父親は今もって不明。母ディアナが失踪中に設けた子供であり、ディアナが詳細を語らなかったため、正確な出生地も不明である。面倒なのでフェブラリウスワンにて出生したことになっている。
問題児であったディアナの突然の帰国の際、僅か生後半年であったディアッカもともにフェブラリウスへ連れられてきた。代々アングロサクソン系の家系であったエルスマン家において、彼は褐色の肌を持っており親族を驚かせたが、母ディアナ曰く「父親が有色人種というわけではなく、ただ単に遺伝子調整に失敗した結果だ」と平然と答えている。ディアッカ本人も「じゃあそうなんじゃね?」という反応。・・・それでいいのかエルスマン家。いずれにしろ、生物学の優秀な研究者だったディアナがそんなミスを犯しただろうかという疑問が残る。「本当の子ではないのではないか」という声も上がった。ややこしいぞエルスマン家!
祖父にナチュラルながら医学の権威としてナイト爵まで授与されたオギルヴィ=エルスマン、義理の父親となっている伯父のタッド=エルスマン、従兄で義理の兄であるディヴィット=エルスマン、義理の母親であるタッドの夫人ベアトリス、他にも一族が経営する事業に携わる親戚多数。
その出生や家庭環境に若干の問題はあったものの、ディアナや伯父のタッド、祖父に可愛がられ、すくすくと育つ。この頃は天使のような愛らしさだったという・・・・・・この頃はね。
またこの幼少のみぎりに、タッドとエザリアの付き合いで、イザークと友達?になる。まだふやふやの幼児だがその頃から今の関係は確立されていたと人は語る(イザーク→アクセル、ディアッカ→ブレーキ)。以後、彼らは腐れ縁を維持していくことに。
C.E.60年、6歳の誕生日を目前に、母ディアナが二回目となる失踪を遂げる。周囲が騒然となる中、幼いディアッカは好奇の目に晒されることとなった。
またディアナが失踪したことでエルスマン家自体がゴシップの的となり、以前から燻っていたディアナ・ディアッカ母子に対する親戚の非難が急増。タッドは幼いディアッカを保護するような形で養子にした。
当のディアッカはといえば、赤ん坊の頃から可愛がってもらったタッドを父と呼ぶことになんら違和感を感じなかったという。
ちなみに、その6歳の誕生日に「本当のパパ」なる名前で、豪奢な扇子が届く。興味を持ったディアッカ少年は、日本舞踊に励むようになる。そんなわけで我々は某ゲームでディアッカを使用可能キャラにするとき扇子が要求されるわけなのである。都合いいな。
タッドは送り主の身元をなんとか調べようとしたが、結局それも不明のままである。
その春、タッドの次男として幼年学校に入学。この頃からコーディネイターの中でも特に優秀な才能を見せ始める。んが、本人は勉強より悪ふざけの方に情熱を注いでしまったので、成績には特に目立ったものを残すことはなかった。
しかし幼年学校3年次、うっかり義兄ディヴィットの研究テーマをあっさり解決してしまったのがきっかけで(本人は暇つぶし感覚だった)、祖父に見込まれ学校のカリキュラムとは別に生物学の高等教育を受けることになる。それがタッドの夫人、つまりディアッカにとっては義理の母ベアトリスの逆鱗に触れタッドと対立、本人の知らぬところで泥沼が発生する。しかしベアトリスにしてみれば何かと気の弱い息子ディヴィットを慮っての行動だった。
以降、なにかとベアトリスから冷遇されるが、その後ディアッカが嫡男のディヴィットを差し置いて事実上のエルスマン家相続人になってしまったことが、義母と養子の決定的な決別だった。
そのままディアッカは特に性格その他が改善されることも無く(されるはずも無く)幼年学校、カレッジと進学してゆき、母ディアナ同様、エルスマン家の中でも扱いにくい人物となった。
カレッジでは母の母校で生物学を専攻、こちらでも悪ふざけとオンナノコに情熱を注いでしまったため、その実力とはウラハラにかなりギリギリの学位取得となった。
そしてC.E.70年、2月14日。血のバレンタインが発生。思うところあったディアッカは、義父タッドの反対を押し切りZ.A.F.T.に入隊。アカデミーにてアスラン=ザラ、イザーク=ジュール、ニコル=アマルフィらと学んだりふざけたりからかったり、主におちょくったり、お前ザフトに何しにきやがったと毒づかれながら赤服拝領。何かの手違いでザフトのエリートパイロットになる。影では「夜のエースパイロット」と半ば畏怖され、友人らとは違う方向で伝説を作った。
まあその後はみなさん本編でご存知の通りです。主にミリィのワンコになり、Mに目覚めたりします。
そしてさらに捏造妄想設定。ここからはこれから更新する予定の「デウス・エクス・マキナ」に強く出てくる設定となります。
終戦直後、黒服を拝領。部下を持たない遊軍指揮官として常に現場に立ち、その後軍情報局局長オズワルド=ナットクラッカー直属の部下として、新設されたエルスマン隊隊長に就任。(本業はMSパイロットのまま、情報局に移籍した)
彼の特殊な経歴(と性格)上、上層部からは煙たがられており、黒服のままの隊長就任であったが、エルスマン隊はその性質上小規模な隊なので、その規模に合わせた人事だとも言える。
搭乗機はZGMF-1000(ザクファントム)から新たに量産開始されたRSIB-0000(通称ディアボロス)のテストパイロットを務めた後、専用機として受領。
ある政治機密の専任捜査をオズワルドから極秘に命令されているんだけどもう作者のアタマがパンクしそうです助けて。しかし彼とオズワルドが最終・最優先目的とするのは単なる捜査に留まらない・・・だったらいいなぁ(丸投げ)。まだそこんとこは未定ですよ・・・ハハッ
好きなものは酒とタバコとおにゃのこ。アルコールとニコチンとおなごさえあれば生きていける廃人一歩手前。嫌いなものは甘いもの。彼がかつての恋人ミリアリアに関して唯一付いていけななかったものが彼女の甘党っぷりである。甘み成分を知覚すると失神する。
『プラントで最も捻じ曲がった遺伝子を持つ一族』と称されるエルスマン家の跡継ぎ候補。果たしてその性格は、やっぱり最悪。
彼のこうした道化じみた性格は、その血が成す技なのか、それとも彼が意図的に被ったマスクなのか、誰も断ぜずにいる。それがますます彼の人間性を掴みどころのないものにしている。
しかし事情はどうあれ、その性格が周囲を不快にさせる要因の一になっていることはたしかで、とくに理想主義的な人間の多いクライン派には敬遠されているようである。
ニヒリストだが徹底したリアリストでもあり、それに裏打ちされた彼の言動に理解と賞賛を示す者もまた少なくない。敵も多く作るが味方も多いタイプ。
政府主流派の現クライン一派に嫌われているのは、人類社会の理想とされる概念を、「理想は理想」と断じることができる人間だからで、戦後地球とプラントの恒久平和の理想を掲げるクライン政権には目障りだっだと同時に、彼がけして求心力を持たない人間ではなかったことから、否クライン派の彼が勢力を持つことへの恐怖があったと思われる。
だからといって集団で行動することが不得手なわけではなく、むしろ組織の中でこそその能力を発揮する根っからの参謀タイプ。
もっといえば、コイツは指導者でも一兵卒でもなく、『扇動者』だと思う。前面に出る事なく、影から相手を誘導することができる。完全に悪役のスキルやんコレ!!でもエロ氏はオカッパを宥めすかすことにしか活用して無い気がする。
ぜろがみは当該作品を構想するに当たって、コイツを『思想というアルコールに酔えない男(司馬遼太郎著・世に棲む日々より)』と描くことを最重要視しました。というのも、最初ディアッカ=エルスマンを考えたとき真っ先に思いついたのがこの一節だったからです。初心を忘れないように書いとこう。
理想思想に傾倒しないとはいいながら、理想思想を持たないという信念もまた思想の一体系であるという永遠に解消されることのない矛盾こそ、この男のありかたそのものなんじゃないかなと考えるともえさかるわたし。しかし長いな
*ちなみに。
エルスマン隊長は「まじめなことを言うとおなかが痛くなる不治の病を患っている」というステキ爆笑設定を某トモさま(某になってねぇ)から頂戴しました。
ですので、彼はシリアスな場面でもおちゃらけて自衛をするという、悲しい習性があります。
座右の銘は、『なんとかなるさ』
ナニをおいてもまずコイツ。
傲岸不遜・性格最悪・夜のエースパイロット、我らがエロルスマン見・参!
・・・はい、長い設定ご拝読有り難うございました。えと、ここまで読んでくださった菩薩のような御方は居られますでしょうか・・?
アホみたいにややこしい設定ですみませんほんと・・・
映画?公式?しらねーよオレのやりたいようにやらせろォォ!
どこかでどなたかもっと有名どころな御方のステキ設定とふんわり被ってしまっている気もせんでもないですが、
そこはもう勘弁していただくしか・・・ガクブル
ともあれ、ウチのD氏はこんなんです。
エルスマン家ファミリーネタの方の大体の設定は、また後日お目にかけられれば。
! UPした後に、某トモさまから戴いたステキ爆笑設定を載せるのを忘れていたという許しがたいミスに気付きました。
有り得ない!ごめんなさい!
改訂いたしましたので・・・